子供の絵がアートのように

さっきまで、ボーっとワインを飲みながら浅漬けを食べていたら(白ワインと浅漬けは悪くない気がする)、以前このブログの注釈内に書いた言葉が湧き上がってきた。


児童ポルノ

*1:あ!ひょっとしてミクロをマクロに拡張しようとする働きがアートなんじゃないのか?


これは、「超個人的な事」を世界に発する行為がアートなんじゃないだろうかと思って書いたんです。
『私だけが「すごーーーーーく気持ち良い」と思う形を追求して、それを発表する』とか
『なんか変な感じがしたな。この感じを発表してみよう』とか
『この世界はおかしい!私の求める世界はこれだ!』とか
『こんなん、私、すっごい面白いと思うんだけど、どう?』とか
そういった、私だけが理解できる超個人的な事を世間に出していく事がアートなんじゃないかなあ、とね。そんな「超個人的な事」を発表していくのって、すーごく大変だなと思っていたんです。


アートってつまり
・超個人的
・発表
の二つからなりたっているのかなーと。


で、で、浅漬けでワインを飲みながら、この記事を見て思ったんです。
痕跡本て何?(デイリーポータルZ)


これ、落書きなど、何かが書かれちゃった状態で古本として出回っていたものの展示なんですけど、妙にドキドキしたりしてグッときますね。てゆうか、これ、超個人的な事が発表されちゃっているじゃん!


で、気づいた。
子供の絵って、「素晴らしい」とか「これぞアートだ!」みたいな事が言われたりしますけども、これもつまり、子供の意思と関係なく発表されているっていう状況が生み出しているのかも。親とか先生とか市や町の人達とか、子供を使っておけば純粋さがアピールできると思っている人とかが主に発表する。小さな子供がソレを描いている時は、超個人的な瞬間なのに、人目のつく街角に張り出されちゃったりして、意外と多くの人の目につきますよねー。



そういえば、ゴッホにもテオドルスがいるし、ヘンリー・ダーガーにもネイサン・ラーナーというような、理解者であり、素晴らしいと発表した人がいるなあ。


これを一人でやろうと思ったら、世間と断絶して作品を作る能力と、それを世間に受け入れられないかもしれない事覚悟で受け入れて!と発表するという全く逆の能力がいるんですね。
そりゃ大変だわ。
私もアートをするなら、発表担当の人*1を探そうかと思いましたよまじで。

*1:それって漫才師のボケとツッコミみたいな関係なのかも

子供の頃怖かったもの

私が最近強烈に興味を惹かれるものは、小さいときに身についたトラウマなんじゃないかと実感している。


ダンボのトリップシーンが怖かった。
火の七日間が怖かった。
祖父の家のトイレの戸の木目。
さつきの泣き顔。*1

夜中の森。
原子力
かいじゅうたちのいるところ
動物の死体。
剥製。
海。
夜のドライブ。
古本屋。
お酒。


これのどれもが今は大好きなものになっている。
小さいときのトラウマってきっとすごく大事だ。
興味本位で近づいて怖くて泣いた。


今は新しいトラウマを得ようと思わなくなっている。
残念ながら子供じゃなくなったのかもしれない。

*1:宮崎駿の映画は、子供も見れるようで、とてつもなく怖いシーンが埋まっている。
だから子供のときに見たら囚われて離れられなくなってしまう人が多いんじゃないだろうか。

児童ポルノ

ちょっとまとまらないと思うけど、児童ポルノの云々について私もなんかいいたい。


性犯罪を冗長するから。
色々な意見があるようだけれど、ひょっとすると、本当にそうかもしれない。
たぶん、知らなきゃ目覚めなかったという事もあるよね。
それが正しいのであれば、児童ポルノなんて狭い事を言っている場合じゃない。
殺人、レイプ、走り屋、不良、不倫。泥棒をヒロイックに描く作品。悪を倒すという名目の暴力。ニュース、新聞。犯罪者ファイル。いち早く規制したほうがいい。スマッシュブラザーズなんて他人を殴って吹っ飛ばしたりしてなんて残虐なゲームなのだろう。
個人的には児童ポルノよりもレイプを描くものを先に(もしくは同時に)規制したほうがいいと思うけど、どうかな。


誰も創るのを止めることはできない。
作る人は家で一人でも作るよ。ヘンリーダガーとかね。
私でも毎日家で色んな絵を描いているもの。
流通は規制できても、制作は規制できないんじゃないかな今の文化は。
単純所持が規制された時に、私が家で児童ポルノを描いたらどうなるんだろう?
銃や麻薬なら捕まるよね。



単純所持で捕まるものって?
単純所持で捕まるものって他には麻薬とか銃や刀とか一部の薬物とか?
どれも免許次第だけど、正当な理由があれば児童ポルノ所持許可証とか発行してくれるのかな。
ちょっとだけ恥ずかしい免許証だね(笑)



救済措置
今、目覚めている人への救済は?
性癖は、やめようと思ってやめられるものなのかな。
私は試した事ないからわからないな。
あと、今、それで生きている人への救済は?


実世界の児童ポルノの制作は、すでに別の法律で処罰できるんじゃないの?そっちをちゃんとやろうよ。
という気持ちもあって、児童ポルノの云々については変な感じだなと思っているよ。


私が怖いのは、この規制によって、他のもっとたくさんのモノへの規制の足がかりになってしまわないだろうかという不安。
規制は増やせるんだって体験をした人達はまた増やそうとするよね。きっと。


私は前のエントリーにもかいたように、自由とは悪だと思っている。
悪はマクロ的(社会とか)には排除すべきだけど、ミクロ的(個人とか)には必要でしょう。*1
性犯罪はマクロな事が多いけど、性はミクロな事が多くて、ミクロの方を法でなんとかしようというのは、あまりにも息苦しいくて、よっぽど納得のいく理由を提示してくれないと飲み込めないと思うんだー。

*1:あ!ひょっとしてミクロをマクロに拡張しようとする働きがアートなんじゃないのか?

肩コリを軽くする方法

電車内がヒマなのでケータイから失礼します。

最近、行った事で劇的に肩コリが軽くなった事がありましたので書いてみます。

MP3やYouTube等で圧縮された音楽を聞くのをやめたら肩コリ軽くなりました。マジで。

友人が「私、MP3聞くと頭が痛くなるんよね」と言ったのを聞いて、
「そういえば私もそうかも。とゆうか肩コリがひどくなったのってMP3が普及しだした頃かもしれない」と思ったのをきっかけに,
色々試してみました。確かに気をつけて生活していると、仕事終わりに肩ガチガチ!みたいな事がなくなりました。


以下、試した組み合わせ。

CDや無圧縮AIFFだと、肩が凝りません。やっすいイヤフォンでも平気です。

ところがMP3だと、そこそこ良いイヤフォンを使っても首のあたりが重〜くなってきます(ちなみに試したイヤフォンはSHUREのE2cという1万円くらいのもの)。

新しいiPodnano(薄くて四角いの)は無圧縮ファイルでもダメでした。凝る。アレ、音悪いよ…。せっかく買ったのに…。


今は昔使っていたiPodクラシック(当時はクラシックと呼ばれてすらいなかったもの)に無圧縮AIFFを入れて聴いてます。曲数入らないけど音もいいし快適です。


肩コリが気になっている人は試してみるといいかもしれないよ!

オススメしたい

吐き出し場所が無いのでここで書いてしまおう。
読むほうは迷惑だろうけどな!ごめんよ!

なんか、こう、モノを作って生きているわけなんですけど、
仕事で作っているのですが、自分が「良い」と思ったものにたずさわれる訳ではないんですね。
がんばって良くはするんですけど、それは製品として「良い」ものにはするのですが、自分としては「別に欲しくないな」というモノになる事が多いです。

この商品のファンは好きだろうけど、私は欲しくない。
ただ、どういう風に作るとファンが喜んでくれて、期待を裏切らないかは解る。事実喜んでくれる。という感じです。

でも、さすがにコレばっかりやっているのは正直どうかな。と思うんですよね。
例えば友達や恋人に薦められない。
私は、私が仕事で作ったモノを友人や恋人に薦められた事がないんですね。

かといって、私が個人的に作っているものに関しては、ほとんど感想を言ってくれる人がいません。
言ってくれる人がいても「カオスwww」だとか「シュールwww」だとか・・・。超要約すると「なんか良くわかんない」と。
すごく外に向けて作っているつもりであるんですけれどね・・・。
ダメなのかな。才能ないのかも。

いつか私が私のいいと思うものを作れる事になれるのか、
それとも自分の仕事を越えて、自分がとりしきって作っていくのか・・・。

しばらくやっていたモノが近々リリースされるという事で、
友人に薦められない状況に凹んでおります。

私の妙なグチを読んでくれた人ありがとう。