絵が止まらない


最近、アホほど絵を描いている。とめらんない。


もともと絵は好きだけど、下手で、
仕事的にも、プライベートでも、
いつか絵を描ける人間にならないとな、なりたいなと思っていた。


友人が教えてくれた事と、とある書籍*1に書いてあった事が、偶然同じ事だったので、
それを1週間ほど実行したら、画力が上がった。


それで絵を描く事が、楽しくてしようがなくなった。


それは電車の中での人間クロッキー
都会の人にしかできない技かもしれないけれど、いいです。おすすめです。
向いに座っている人を描く。ドアの横によっかかっている人を描く。
よっぱらって寝ている人を描く(うごかないので描きやすい)。
サラリーマン、女子高生、にーちゃん、OL、じいさん、ばあさん。


これの利点は
・人間は動く、もしくは駅に着いたら降りてしまうので、急いで描かないといけない
  →ディティールではなく、おおまかに形を取る力がつく


・人前で描く、という事に躊躇しなくなる。
  →なりふりかまわずどこでも絵を描ける人間になる


・プライベートの時間をつぶさない
  →通勤中の時間を利用して。(家でデッサンとかやるの時間もかかるし大仰だし・・・)



こんなところかな。とにかく、なりふりかまわず、どんなところでも絵を描くようになった。
もちあるいているメモ帳もあっという間になくなる。
描くスピードも上がっているし、絵はうまく描けるしで楽しくてしようがない。
本当はデザインの勉強もしなきゃいけないんだけど・・・。

そして、人間しか描いていないのに、何故か他のモチーフもすごくうまくなった。
何故なんだろうなー。

たまに、すごーく嫌そうな顔をされる事もあるけど、そういう時はすぐに描く人を変えてます。
でも大体の場合は意外とバレません。
東京の電車内は他人に興味がないんだな。
大阪ならちょっと違うかもね。

おもしろい髪型のおっちゃんとかが乗ってくると心の中で固くガッツポーズしている自分に気が付きます。


*1:粟津潔デザイン図絵