才能

俺はこの世に「才能」なんてものは無いと思う。
というか、「才能」なんてものを肯定したら俺自身を否定する事になる。
もし、世の中に「才能」というものがあるのだとすれば、俺には才能はない。
ありとあらゆることに対して。


絵を見せたときに友人が言った「才能だなー」


そんな事はない。俺がこの絵を描けるようになるまで何枚描いたと思っているんだ。
どうしたら絵がうまくなるのか、どれくらい悩んだと思っているんだ。
今行っている、その練習方法が本当に正しいのか、自分に合った方法なのか誰が教えてくれるというんだ。
俺が絵を世の中に出すときに不安なんてないとでも思っているのか。それがどんな落書きであっても。


才能なんていうな。おまえも考えろ、描け、悩め、世にさらせ。


これを才能だなんていうな。「性格」だというなら、わからないでもない。
でも「性格」なら直せるだろ?

絵が止まらない


最近、アホほど絵を描いている。とめらんない。


もともと絵は好きだけど、下手で、
仕事的にも、プライベートでも、
いつか絵を描ける人間にならないとな、なりたいなと思っていた。


友人が教えてくれた事と、とある書籍*1に書いてあった事が、偶然同じ事だったので、
それを1週間ほど実行したら、画力が上がった。


それで絵を描く事が、楽しくてしようがなくなった。


それは電車の中での人間クロッキー
都会の人にしかできない技かもしれないけれど、いいです。おすすめです。
向いに座っている人を描く。ドアの横によっかかっている人を描く。
よっぱらって寝ている人を描く(うごかないので描きやすい)。
サラリーマン、女子高生、にーちゃん、OL、じいさん、ばあさん。


これの利点は
・人間は動く、もしくは駅に着いたら降りてしまうので、急いで描かないといけない
  →ディティールではなく、おおまかに形を取る力がつく


・人前で描く、という事に躊躇しなくなる。
  →なりふりかまわずどこでも絵を描ける人間になる


・プライベートの時間をつぶさない
  →通勤中の時間を利用して。(家でデッサンとかやるの時間もかかるし大仰だし・・・)



こんなところかな。とにかく、なりふりかまわず、どんなところでも絵を描くようになった。
もちあるいているメモ帳もあっという間になくなる。
描くスピードも上がっているし、絵はうまく描けるしで楽しくてしようがない。
本当はデザインの勉強もしなきゃいけないんだけど・・・。

そして、人間しか描いていないのに、何故か他のモチーフもすごくうまくなった。
何故なんだろうなー。

たまに、すごーく嫌そうな顔をされる事もあるけど、そういう時はすぐに描く人を変えてます。
でも大体の場合は意外とバレません。
東京の電車内は他人に興味がないんだな。
大阪ならちょっと違うかもね。

おもしろい髪型のおっちゃんとかが乗ってくると心の中で固くガッツポーズしている自分に気が付きます。


*1:粟津潔デザイン図絵

複雑だけど大好きなインターフェイス

ビデオデッキの普及期を振り返ってよく言われることだけれど、機械が苦手なオジサマ方がなぜビデオを使えるようになったのか。それはアダルトビデオを見たいという強い欲求があったから、と言われているよね。

人間は強い欲求があればシステムやインターフェイスが複雑でも頑張って学習する。

そしていつか使いこなせるようになる。

http://d.hatena.ne.jp/core/20080605/1212667437


これが顕著なのはテレビゲームじゃないかと思っている。
プレイヤーキャラクターをインターフェイスと捉えると、あんなに複雑な操作を要求されるモノはない!


姫を助けるのにジャンプして亀を踏んだりしなきゃいけないなんて、面倒くさすぎる!
ショートカットキー1発でエンディングに飛べたほうが絶対にいいよねー!


よくない。


テレビゲームは、エンディングを迎えるよりも、プレイした内容が大事なのであって、
この僕が今書いているブログ書き画面とかも、文章が投稿されていれば「なんでもいい」わけじゃなくて、その文章を書いている時が大事。


引用元のオジサンたちも、エロビデオを見るために、ビデオデッキをガチャガチャいじくりまわしている時、
「あれー?あれー?」とか言いながらも、ちょっと楽しかったんじゃないだろうか、なんて思うんだ。


だからゲームの持つ、「複雑さを乗り越えた瞬間の気持ちよさ」みたいなものを
ゲーム以外のインターフェイスにも組み込めないものかなーなんてね。
思ったりしているよ。


まあ、本当に複雑なだけの、悪いインターフェイスは、乗り越えた瞬間に怒りが芽生えるんだけどね。
人はそれをクソゲーという。

抜いてばっかりいるんじゃないよ

似たような記事を読んだ事ないので、前々から思っていた事を書きます。
引きこもりとオナニー。


インターネットが普通になって、とにかく無料になったもの代表選手の一人がエロ。
良い悪いは別として、
YourFileHost2chを回れば、1万円分くらいのエロなら簡単に手にいれられる。
WinneyやShareなんてものもあるかもしれないです。
エロの雰囲気と、悪い雰囲気は相性が良すぎる。


それで手に入ったエロで一日中オナニーできると。無料で。
昔はエロが欲しくてもお金が必要だったんだよ。
おんなじエロ本見てても飽きるんだよ!
でも今はタダ。しかもたくさん。自分の特殊な趣味までバッチリフォロー。
しかもオナニーは楽しいからね。娯楽ランキングでは常に上位を狙えるポテンシャルを持っている。
エロ収集も楽しい。その時は完全にハンターの気分だもん。
そりゃ、引きこもるよ。


それで、抜いたら疲れるじゃん。グターっと。
やる気なんか全部もっていかれる。


暇だと、食べるか、抜くか、しちゃうんだよね。
でも食べるとお金かかるから、「あーすることないなーオナニーでもするかー」ってなる。
それが一日のはじまりだったりして「あー今日も暇だなー。とりあえず抜いてから考えるかー」
で、またやる気なくなる。

暇だなー → 抜く → やる気なくなる → 家でダラダラ →(最初に戻る)


ダラダラ癖のある人で、もしやめたいと思っているのなら、
絶対に、この輪から抜けたほうがいい。


オナ禁
オナニーを禁じるというとても厳しい修行。
孫悟空も「精神と時の部屋」でオナ禁してたというほど。
とりあえず1週間。部屋中にあるエロ本やエロを喚起するものをしまう。
エロ専用になっているHDDをはずしてしまおう。
寝ながらパソコンできないようにしよう。
とにかくエロの存在を頭から消す。
2、3日目あたりに辛くなるかもしれないががんばれ。
4日目くらいから、力がありあまってくる。
その時、暇になった時に、オナニー以外のなにをするかが楽しみだよ。
私はまさか自分が午前中からプログラミングを勉強し出すとは思っても見なかった。

なーんも書いてないね

まあ、いいや。
生きてますよーという意思表示のためだけのエントリー。
でも、知人は誰一人としてこのブログの存在を知らないぞ!
つまり、全くの無意味だ!

・・・じゃ、アートってことで。